GPSで作る思い出
みなさんはポケモンGOをプレイしていますか?
今年の9月にサービスが開始されてから今なおアプリゲーム界のトップを走り、根強い人気を誇る「ポケモンGO」
引用https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/affairs/amp/160921/afr1609210018-a.html?client=safari
ご存知の方も多いとは思いますが、「ポケモンGO」はユーザーの位置情報を利用してポケモンを発見・捕獲するゲームです。
ポケモンが出現する場所は決まっているので、同じ場所に大勢の人が集まってしまうなんてことで、社会問題にもなったりしましたね。
会社帰りに渋谷の喫煙所付近で人が集まっているなと思ったら、
どうやらレアポケモンが出てくる場所だ、なんてこと日常茶飯事。
プレイヤーみんながマナーを守ってプレイしてくれたらと思う反面
「ポケモンGO」 には人を魅了する力や誘導力があるのだと思います。
さて今回取り上げたいのは「ポケモンGO」でも使われている、AR(拡張現実)についてです。
よく、ARと並べ、語られるのがVR(仮想現実)ですが、みなさんはこの二つの違いをご存知ですか?
簡単に言うと
ARは現実世界に仮想世界を足す技術
出典:http://standards.ieee.org/innovate/ar/
VRは仮想世界を現実世界のように体感させる技術
「現実世界」とは私たちが生活している今この空間
仮想世界とはコンピューターで作られたデジタル空間などを指します。
先日気になるARを用いた、ロマンチックなサービスを見つけました。
出典:news.aol.jphttp://news.aol.jp/2016/09/18/spotmessage/
「Spot Message」は墓石専門石材店である「良心石材」が提供しているサービス名のですが、特定の場所にムービーなどを登録することで、家族や友人など親しい人に
「場所」を仲介してメッセージを送ることが出来るんです。
情報化が進んでいる現代では、「いま」の情報がやりとりされることが多くなってきていると思います。
その中で「Spot Message」は、ある場所に埋められた記憶が、他者が訪れる事で再生
されるというのが、いわば「過去」に寄り添うようなつくりになっているんです。
「今」の情報を扱う物が多いなか
このアプリは
ある場所にに埋められた記憶が
他者が訪れる事で再生されるていう機能
GPS機能をつかうアプリってたくさんあるけどそのなかでも
「Spot Messag」は「場所」の使い方が特殊なのかなと思います。
ポケモンGOだとステータスは異なるものの「同じ場所で、同じポケモン」が出ます。
Spot Messageは個人が特定の場所に赴き、そこで受け取るもの、思い浮かべるものは人それぞれ違っている…
これまでのゲームではなく
映画やアニメの舞台をめぐる「聖地巡礼」が近いのではないでしょうか。
もちろん
「場所」がカギとなっているこのサービスは、 動画とは違って、いつでもどこでも手軽に再生することは難しいですよね。
でも、これは『必要な不便さ』だと思っています。
実際に現地まで足を運ぶことで、データを残した人が見ていた景色が、時間を超えて共有できる。これまでとはちょっと違う、より鮮やかな「思い出」の保存の仕方なのではないでしょうか。
なんてことだ!ロマンチック!
さらに、この技術を応用すれば、物語の作り方も変わるかもしれないんじゃないかな?
デバイスを通して目の前でリアルタイムに繰り広げられる物語を眺めながら、
自分の足で物語を追いかけていく、なんて作品も作れそうです。
背景は現実世界。
登場人物は仮想世界。
ページをめくる代わりに、
「歩く」ってことですよ
古戦場なんかで実際にあった戦いをタブレットを通して
刀剣男子を眺めたり、
山中で事件発生!!ちっこい探偵の後ろについて一緒に推理!
なんてこともできたら面白そう!
出典:http://www.digi-capital.com/
これからどんなふうに世界が拡張していくのか
楽しみです!
以上です。
「Yasukuni」
最近、動画撮影用のカメラを買ってしまって
まだプレステVR買えてないのが悔しい。
優先順位つけるのって大変、、、